私のコト~私のソープ嬢時代の赤裸々自叙伝~

私の自叙伝です。雄琴ソープ嬢だった過去をできるだけ赤裸々に書いてます。

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私は丁寧にコトを進めた。

 

丁寧にカラダを洗い、丁寧にシャワーで流す。

 

おじさんとはもうすでにビールの時点でいい感じになっていたので、なんとなくリラックスしてできた。

カラダを洗ってる時も「んふふ」と言い合いながら、おじさんも私のカラダを嬉しそうに触りながら、なんだか楽しくコトが進んだ。

 

「有里ちゃん、丁寧でいいでぇ。」

 

おじさんは満足そうに笑っていた。

 

よし。

 

「じゃ、次は椅子洗いしますねー」

 

私がニコッと笑いながら言うと、おじさんは驚いた顔をした。

 

「お?!椅子洗い?!久しぶりやなぁー。出来んのか?!」

 

よし。

いい反応。

 

「できる…というかぁ。えへへ。習ったばっかりです。」

 

「ほー。クマさんやな。楽しみやなー。」

 

え?

このおじさん、クマさんのことまで知ってるんだ…。

どこまでこの店について知ってるんだろう。

 

「頑張ります!」

 

おじさんにお風呂に入ってもらい、準備をする。

 

ローションの攪拌…

うーん…まだまだだな…

どうしてもダマになる。

 

私が首をかしげながらローションを攪拌していると、おじさんがその様子を見て声をかけてきた。

 

「どうしたん?難しい顔して。」

 

ハッとした。

お客さんに難しい顔を見られてしまった。

 

「いや…あはは…すいません。あの…ローションがですねぇ…」

 

こんな話し、お客さんにしていいんだろうか。

いくら常連でソープ百戦錬磨とはいえ、ここには楽しみに来てるのに。

 

「ローションが?どうした?」

 

「いや…こんな話ししていいかわかんないんですけど…」

 

「なんや?言うてみぃ。」

 

「あの…クマさんがやると綺麗に混ざるんですよ。ローションがトロッとして綺麗なんです。でも私がやると…ほら…こうなるんですよぉー。これが悔しくて…。多分カラダに塗られる方も全然心地よさが違うと思うんですよぉ。」

 

私はつい泣きごとのようなことを言ってしまった。

こんなこと言うつもりなかったのに。

 

「あ!なんかすいません!こんな話ししちゃって。」

 

私はペコっと頭を下げた。

 

裸でローションの入った洗面器を目の前に謝ってる私って…。

なんて滑稽なんだ。

 

「ほー…。なるほど。」

 

おじさんはそんな私の言葉に笑うことも嫌な顔をするでもなく、感心したような顔をした。

 

「お前…真面目やなぁ。そんなこと言った娘ぉは初めてやで。」

 

え?

初めて?

 

「え?!みんなそこは気にしてないんですかね?!」

 

「そうやろなぁ。俺も初めてやもん。そんなこと聞いたの。」

 

「えーーー?!そうなんやー!」

 

おじさんは浴槽から身を乗り出し、私の持った洗面器の中を見た。

 

「でも…そうやな。そういえばダマになってるなぁ。」

 

「はい…そうなんですよ。まだまだ修行が足りません。あはは。」

 

「ぶっ!あははは!お前…おもろいやっちゃなぁー。綺麗に混ぜられるようになったら教えてくれやー。」

 

「はい!一刻も早く報告できるように頑張ります!あははは!」

 

「おう!あははは!」

 

「さ!どうぞ!お待たせしました。ローションはダマダマですけど勘弁してください!」

 

「おう!勘弁したるわ!」

 

私とおじさんは笑い合いながらスケベ椅子で向かい合った。

 

「失礼します。」

 

「うん。」

 

ゆっくりとローションをカラダに塗る。

私は上半身をおじさんのカラダに密着させて八の字を描くようにくねらせた。

 

「ほー。なかなかいい動きやないかー。」

 

おじさんは私のカラダの動きを褒めた。

 

「ふふ。ありがとうございます。」

 

おじさんの足の間に正座をして、右手でおちんちんを優しく包み上下に動かす。

左手では玉から蟻の門渡り、そして肛門にかけて優しく触りながら動かす。

 

「おぉ…。いいねぇ…。」

 

おじさんは私の方を向いて気持ちよさそうな顔をした。

私はおじさんの反応を確認して、次の行程にうつる。

 

ちゅぅーっと吸いつきながらカラダを上に上がっていき、ゆっくり下がっていく。

 

「うぅ…おう…」

 

おじさんは声を出して気持ちよさそうにしていた。

次。

左の太もも、腕、背中、右の太もも、腕…

カラダをくねらせながらスルスルとおじさんのカラダの周りを一周する。

 

前よりはドスンドスンと動かなくなった。

クマさんのようにはいかないけど、少しはスムーズに動けるようになったんじゃないかと思う。

 

「おー。なかなかやるやないかぁ。」

 

一周して戻ってきた私におじさんが言った。

 

「へへ。」

 

顔中ローションでベタベタにしながら私は笑った。

 

次。

 

フェラチオをしながら両手をフルに使う。

玉を口に含んだり、おちんちんを咥えたり、右手でしごいたり、左手で優しく肛門付近を触ったり…

 

懸命にやっている時、おじさんが私に声をかけた。

 

「有里…。もうちょっとこうやってくれる?」

 

おじさんは自分の右手を私の手に添えて誘導した。

 

「え?こうですか?」

 

「うん…そうそう…お尻の穴の周りはもう少し強い力で…その周りは優しく…うん…ええわ…あとな、口を使う時は舌をもっと絡ませながら上下に動かしてみて…」

 

「こう…れすか…」

 

私はおじさんの言う通りにやってみた。

 

「おぉ…そうや…ええで…」

 

おじさんは細かく私に指示をした。

手の動き、口の動き、舌の絡ませ方、力の強弱…

私はおじさんの言う通りにやるのに必死になった。

そしてそのたびにおじさんは「ええわ…」と気持ちよさそうに私を褒めた。

 

 

椅子洗いが終わり、マットに移ってもおじさんの嫌味の無い優しい指示は続いた。

私が悩んでいたカラダの移動の仕方も一緒に考えてくれた。

 

 

「有里、こっちの足をこの時点でゆっくり持ってきて…そうそう。そのままグッと足を入れ込んでみぃ。うん。そうや。」

 

おじさんは逐一私が動きやすように誘導した。

 

「おおっ!すごい!もう一度やってもいいですか?!」

 

「おう。もう一回やってみぃ。」

 

「はい!」

 

私はおじさんに甘えまくった。

おじさんはお金を払って来ているのに、私の指導をしているってどうなんだろう?と思いながら。

 

「そうやー。できたやんかー。」

 

おじさんは優しく私を褒めた。

 

「えへへ。」

 

褒められるのは嬉しい。

 

 

あ…そうだ…

思い切ってアレ…お願いしてみようかな…

 

私はずぅずぅしいかな…と思いながらもおじさんに『アレ』をお願いしてみた。

 

「あの…もう一個できないことがあって…お願いしてもいいですか?」

 

「ん?なんや?言うてみぃ。」

 

おじさんはマットに仰向けのまま、顔を少しひょいとあげて私を見た。

私はおじさんの上にまたがりながら「あのぉ~…」と言った。

 

「えっと…『花時計』ってご存知ですよね…?あれ、教えてもらったんですけど、うまくやる自信ないんです。やってみてもいいですか…?」

 

お客さんにこんなに甘えたのは初めてだ。

お金を払って来てくれてるんだから、私がサービスを施さなければいけないのに…

いつのまにか私はおじさんに教えてもらう立場になっていた。

 

怒られるかな?

おじさん、嫌な気持ちになるかな?

「そんなことお願いするなよ!」って言われるかな…?

 

言ってしまった後で後悔している自分がいた。

 

あぁ…言わなきゃよかったかも…

 

 

「お?!花時計か!ひっさしぶりに聞いたなぁー!」

 

 

おじさんは嬉しそうな声を出した。

 

「え?」

 

私はおじさんの意外な反応に驚いた。

 

「おう!ええでええで!やってみようやないか。協力するでー!」

 

え?

いいの?

なんか…嬉しそう…

へー…

 

「いいんですか?よろしくお願いします!」

 

私はぺこりと頭を下げるとすぐにおじさんのおちんちんにフェラチオをした。

そしてスルスルとコンドームを着けた。

 

「いきますよ。」

 

私がまたがりながらそう言うと、おじさんは「おう!」と言った。

 

「うぅ…」

 

挿入してしばらく上下に動く。

おじさんは下から私のおっぱいを触りながら「おぅ…おぉ…」と声を出した。

 

「よし…有里。もうええで。」

 

「はい…動きますよ。」

 

私はおじさんと息を合わせてクッと向きを変えた。

おじさんはうまく私をサポートして、カラダのちょうどいい場所を支えてくれていた。

 

「おー!上手いやないかぁ。」

 

「わー!やったー!」

 

またタイミングを合わせてクッと向きを変える。

おじさんはうまく腰を浮かせてくれていた。

私はなんなく後ろ向きに体勢を変えていた。

 

「おー!」

 

「わー!」

 

おじさんと私は無邪気に喜びあっていた。

 

そんなことをあと二回繰り返し、私の顔は再びおじさんの真上に帰ってきていた。

 

「できたな。あははは。」

 

「はい!出来ましたー!ありがとうございます!」

 

おじさんのおちんちんを挿入したまま私はお礼を言った。

 

おじさんはグッと腰に力を入れて、私の膣を刺激した。

 

「あぁ!はぁ…」

 

下から何度も突きあげる。

 

「ああ!あぁ…あぁ…」

 

おじさんは私が喘ぎ声を上げてる顔をまじまじと見ている。

 

「有里…ここでイキたい…」

 

「はい…」

 

私は腰を上下に動かした。

時におじさんのカラダに倒れこみ、主導権をおじさんに譲り、また私が上下に動き…それを繰り返し、おじさんは「うぅ!」と勢いよくイッた。

 

「ふぅ…」

 

「はぁはぁ…」

 

私はおじさんのカラダに倒れこみ、小さな声でこう言った。

 

「ありがとうございます…」

 

おじさんは私の顔の方を見て、ニヤッと笑ってこう返した。

 

「おう…よかったで。」

 

 

ローションを落としてお風呂に入り、おじさんはタオルを巻いてベッドに腰かけた。

 

「もう一本ビール飲みます?」

 

私はおじさんに笑いながら聞いた。

 

「おー!ええなぁ。飲むか?」

 

「はい!」

 

私はフロントにコールをした。

 

ほどなく運ばれてきたビールをキンキンに冷えたグラスに注ぎ、カチンと鳴らした。

 

「乾杯!」

 

「かんぱーい!」

 

二人でグビグビと喉を鳴らして飲み干す。

 

「ぷはーー!」

 

「はぁーーー!!」

 

「美味いな!」

 

「美味しいーー!」

 

おじさんとの時間が始まった時と同じやりとりなのに、流れる空気が違う。

どこか通い合ったというかなんというか…

とにかく何かが違う。

なんだか心地よい時間だった。

 

 

「今日はほんまにありがとうございました!色々教えてもらっちゃって…疲れたんやないですか?」

 

私は改めてお礼を言った。

おじさんのお陰でコツが掴めたことがたくさんあったから。

 

「いやぁ~。なんや楽しかったわー。お前、ほんまに真面目なんやなぁ。あははは!」

 

 

楽しかった…

 

おじさんは楽しかったと言った。

 

楽しいのか…そうか…

 

「有里。いいこと教えたるわ。常連の客はな、『女の子を育てる』っていう楽しみがあるんやで。だからな、お客さんに教えてもらうっていうのはどっちにも良いことなんやで。」

 

おじさんは私にグッと近づいてそう言った。

 

女の子を育てる楽しみ…

そうか。

そうなんだ。

教えることが楽しいお客さんもいるんだ。

そこに『優越感』を感じるお客さんもいるんだ。

 

高橋さんもそう言っていた時があった。

『お客さんに教えてもらえばいい』って。

 

私はその時意味がわからなかったけど…

そういうことなのか。

 

「俺は今日有里を育てたような気持になってるで。そうやろ?」

 

おじさんは上機嫌で笑いながらビールを飲んだ。

 

「はい!たくさん教えてもらいました。めっちゃ勉強になりました!」

 

「そうやろぉ~?あははは!」

 

 

おじさんはその後もいろんな女の子たちの技を教えてくれた。

私はおじさんのどの話しも驚きで、とても面白かった。

 

 

「有里。俺しばらくお前に通うわ。ええか?」

 

おじさんは突然私に向かってそう言った。

 

「え?!ほんまですか?嬉しいです!」

 

ほんとに嬉しかった。

 

「おう。お前にもっといろいろ教えたくなってきたわ。」

 

「嬉しい!やったー!」

 

私はおじさんに抱き着いた。

おじさんは「うんうん。」と言いながら私の頭をポンポンと撫でた。

 

 

 

「お客様お上がりでーす!」

 

おじさんと腕を組みながら下に降りる。

おじさんは階段を降りながら「ほれ。これやるわ。」と言いながら小さく折った5千円札を私にそっと渡した。

 

「え?!なんで?」

 

階段の途中で立ち止まり、私はおじさんに聞いた。

 

「さっき部屋で渡すの忘れたんや。いいからとっとけ。」

 

おじさんはちょっと照れながら私にそう言った。

 

「…ありがとうございます。」

 

「うん。」

 

階段の下では富永さんが待っていた。

おじさんは富永さんの姿を見つけると「おー富さん!」と声をかけた。

 

「ありがとうございました。どうでした?」

 

富永さんはおじさんにうやうやしく頭を下げながら聞いた。

 

「おう。良かったでぇ~。しばらく有里に通うわ。な?」

 

おじさんは私に向かって「な?」と言った。

 

「そう言ってくれてますけどー。富永さん、他の子紹介せんといてねぇー!あははは!」

 

私の言葉を聞いて富永さんは「お?」という顔をした。

 

「ほー有里もなかなか言うなぁー。わかりました。気に入ってもらえてよかったのぉ。」

 

富永さんが私に向かって笑顔でそう言った。

 

「じゃ!また来るわ。またな。有里。」

 

おじさんは手を挙げながら上がり部屋に消えて行った。

 

「はい。ありがとうございました!」

 

 

清々しかった。

お客さんと接する楽しさってこういうことなのかと感じた。

90分間でこんなに充実させられるんだと思った。

技術が…とか、話術が…とか、SEXの内容がとか…、そんなことじゃないのかもしれないとうっすらとだけど思えた時間だった。

 

 

「よし!次々ー」

 

私は心の中で自分に声をかけた。

 

今日はなんだか楽しくなりそうだ。

 

 

つづく。

 

 

 

 

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はじめに。 - 私のコト