私のコト~私のソープ嬢時代の赤裸々自叙伝~

私の自叙伝です。雄琴ソープ嬢だった過去をできるだけ赤裸々に書いてます。

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

おじさんの服を脱がせる。 丁寧に、優しく。 パンツに手がかかった時、おじさんは慌てた。 「おぉ、ここはええよ。自分でできるしな。はは。」 照れ笑いをしながら私の手を止めた。 「え?恥ずかしいですか?」 私は照れ笑いでも、笑ってくれたことが嬉しく…

広田さんについて、受付に行く。 「まず呼ばれたらスピーカーに向かって『はーい!』って返事しぃや。受付に聞こえるようになってるからな。そしたらお客さんにつく準備を始めて、5分以内には控室の外に出るようにな。で、階段の陰で待機や。」 受付に座っ…

忍さんへの講義?を終え、詩織さんは若干疲れた顔でこう言った。 「んーと…洗うとかお風呂入るとか大丈夫やと思うから…マットをお互いやりあいっこしてもらおうか。」 えっ?!と忍さんと顔を見合わせる。 忍さんは詩織さんのマットを受けた後で、顔が少し赤…

仰向けの状態の私にまたがり、詩織さんはローションだらけの顔でこう言った。 「有里ちゃん、さっき言い忘れたんやけどな、マットを始める前にコンドームを近くに用意しておいた方がええで。こことかがええかな。」 詩織さんはマットの下にコンドームを隠し…

「有里ちゃん。そのままだと身体があっちこっちに動いてしまうから、手を上にあげて枕のとこに軽くひかっけておいてや。」 「は、はい!」 私はローションマットのうつ伏せになり、顔を右側に向けたまま、言われた通りに両手を上にあげ、枕のようになってい…

「じゃあ有里ちゃん。自分の人差し指をここにだしてー。」 詩織さんは私の股の間を指差した。 「あ…はい!」 私は自分の股の間に右手の人差し指を立てて手をセットした。 「これがおちんちんだとしてー、こうやってね…」 詩織さんは洗面器いっぱいになってい…

「詩織、まだ来てへんか?」 広田さんが女性たちに聞いている。 「しらんよ。そんなん知るわけないやんかぁ。だってあのひとはぁ…。」 「いつも来てるかどうか知らんしなぁ。」 女性たちはやっぱり文句ともとれるような言い方をしていた。 「もう来てもええ…

夜7時過ぎ。 広田さんに声をかけられ、隣の部屋に来た女の子を紹介された。 「有里ー!出てきてー!」 「はーい!」 廊下に出ると、少しうつむき加減の女性が大きな荷物とともに立っていた。 黒縁の眼鏡をかけ、黒とグレーの地味なコーディネートの服を着て…

ホテルのチェックアウトを済ませ、『雄琴』へと向かう。 『比叡山坂本』という駅を降り、駅ターミナルに行くと昨日乗った黒塗りの車が待っていてくた。 運転席から出てきたのは昨日面接をしてくれたおじさん。 「よぉ来たね。乗って乗って!」 そのおじさん…

京都の繁華街のとあるマクドに席をとり、求人フリーペーパーを開きながら かなりの集中力で職を探しはじめた私。 最初から決まっていた。 どの職種を選ぶのか。 求人フリーペーパーも“それ”専用のものをチョイスした。 『水商売・風俗専門求人フリーペーパー…