私のコト~私のソープ嬢時代の赤裸々自叙伝~

私の自叙伝です。雄琴ソープ嬢だった過去をできるだけ赤裸々に書いてます。

進路をどうするのか?

先生からも両親からも聞かれれました。

 

演劇部に所属していた私はお芝居の道に進みたいという気持ちが少しばかりありました。

この“少しばかり”。

この“少しばかり”という思い。

これも摂食障害における弊害です。

『女優さんや声優さんになりたいとは思うけど…

こんな醜い私じゃ無理だよなぁ…食べ吐きもしてるし…』

そんな思いが常にあるんです。

もうこの時点で女優さんや声優さんになんて絶対なれません。

でも他にやりたい事なんてわからない。

 

私がとった行動。

『のらりくらり作戦』。

ギリギリまでちゃんとした応えをださず、

最後には「進学も就職もしませーん!」と

言って逃げる。

両親から「で!!どうすんの?!」と言われても

「バイトするよーー」と言いながら逃げる。

 

そんなこんなで高校卒業。

 

見事、私はフリーター?プータロー?になったのでした!

 

そのころ私には付き合っていた彼がいたのですが

これがまた…

あえて言いますけどね。

ひっどい男でねぇ。

今思うとなぜ??なぜそんなヤツと付き合う?

みたいなヤツでねぇ。

ここも、私の持っている

『私みたいな醜いヤツは男性から女性として扱われるはずがない!

ましてや好きになってもらえるはずがない!』

という思い込みに左右されてるんだよね。

 

高校生の頃からコンパにも割と行ってましたし、

ナンパもよくされてはいたんです。(コギャルのはしりの世代ですw古いねw)

でも心はずーーと闇。卑屈。自分大っ嫌い!

 

だからね、割と熱烈に口説かれたりするとフラ~っとしちゃうんです。

「あぁ…私も好きかもぉ~…」なんてね。

ぜんっぜん好きじゃないのに。

 

で、その男性とは高校3年の半ばくらいからお付き合いを始めるのですが

13歳年上のバツイチ。エステサロン経営者。←怪しいでしょ?w

これまた束縛の激しい人で、私が女の子と遊びに行くのも嫌がる。

でも、私は自分に自信がないヤツ。

結果。

相手に合わせちゃうんですね。

言いなりです。

高校卒業後は学校にも行かなくなるわけですから彼は大喜び。

ずーーっと彼の家にいたり、彼の家で家事をなぜかやっていたり

彼と一緒に出掛けたりしてたわけです。

 

もう最低の毎日。

自分の自由時間がない。

バイトしに行きたい!というと反対される。

女の子のお友達と遊びに行きたい!というとふてくされる。

もう我慢の限界!!で『別れたい!』と切り出すと

『別れたくないっ!ワガママばっかり言ってごめん…不安なんだよ…』

と泣き出す。(←13歳年上の男性が泣くんです。びっくり。)

で、しばらくは私が遊びに行くのも許してくれる。

でも時間がたつと…↑の繰り返し。

 

ある日。

『私なにやってるんだろう???』

とハタと気付きます。←遅いね。

どんどん暗い重い世界に埋没していっているコトに気づく。

 

もーー絶対別れる!!こんなじゃダメだっ!!

とやっと思えてお別れにいたります。

もちろん彼は号泣。ww

お別れした後も何度も家の前で待ち伏せされました。

あの手この手で何度も復縁を迫られました。

その度にシラーと冷めていくワタクシ。

結局何度目かで私がほんとに冷めてるコトがようやくわかり

やっと諦めてくれました。

 

当時19歳。

 

これからやっと社会へと出ていきます。

 

 

ここまで長々と私の生い立ちを書いてきました。

幼少期~高校卒業するまで。

ここがすごく重要な時期だったので長々と書いて

しまったのですが…

 

たくさんでてきた『摂食障害』の文字。

 

それのきっかけは無理なダイエットだけれども

それはただのきっかけにすぎません。

 

『こんなに醜い、良い子じゃない私は誰からも愛されるはずがない!』

『こんなに醜い私は大っ嫌い!』

『こんなに醜いままじゃダメだ!このままの私じゃダメだ!変わらなきゃ!

痩せて綺麗にならなきゃ!早く!!早く!!』

 

これが摂食障害を引き起こしている原因でした。

それがわかるのはまだまだ先の話しですが、

これから社会にでていく少女ゆっきぃは全て↑を基準に

行動していきます。

 

 →⑤ - 私のコト